十面鬼ゴルゴスは、『仮面ライダーアマゾン』の登場キャラクター。
テレビシリーズ[]
ゲドンを束ねる首領で、赤い人面岩に9人の悪人の顔と脳、自分の下半身を埋め込んだ異形の改造人間。元々はバゴー長老の弟子の一人であったが、反乱を起こし、ゲドンを組織して世界征服を企む。恐怖政治により獣人を支配しており、敗北や失敗は絶対に許さない。1話のクモ獣人と2話の獣人吸血コウモリを処刑し、モグラ獣人も処刑しようとした。
好物は人間の血液。右腕につけたガガの腕輪と一体化しており、アマゾン同様に腕輪を取られると死んでしまう。人面岩の9つの顔は十面鬼が血液を通わせることで意思を持ち、喋ることが出来る。
最後は、ガランダー帝国の台頭により獣人ヘビトンボ(成虫)に見切りをつけられ、14話でアマゾンの大切断によって、ガガの腕輪が右腕ごと切断されて、ガランダー帝国の手に渡ってしまう。最期は洋上で自爆した。
原作漫画[]
ゲドンの首領として登場。ゴルゴスの名を持ち、本来ガガの腕輪を守る役目にあった。
十面鬼としての能力[]
空を自在に飛行する。また、「ブラックオンゴールド」と叫ぶことで、周囲を暗黒空間に包む超能力も備えている。
装備[]
- ガガの腕輪
- 右腕に装備されている腕輪。
- 十面オープン
- 『仮面ライダーSD』に登場する十面鬼のマシン。
- 人面岩
- ゴルゴスの乗り物。口の部分から火炎や、燃える赤い液体や小型ミサイルを吐き出すことができる。
- 『MASKED RIDER AMAZON EDITION -プレ・ステージ-』では、隕石で造られていることになっている。
ゲスト出演[]
昭和仮面ライダーシリーズの派生作品[]
- 『MASKED RIDER AMAZON EDITION -プレ・ステージ-』
- 高坂博士が共に南米奥地にやってきた日本人の調査団8人と現地のポーター、合計9人の首を生贄にして、昔この地に落ちていた隕石を十面岩として完成させ、自身がガガの腕輪とギギの腕輪を装備することで完全体としてアマゾンと戦う。
- 『仮面ライダーSPIRITS』/『新・仮面ライダーSPIRITS』
- ゴルゴス自体は腕輪を奪う直前にアマゾンの大切断で上半身を斬られ肉体をゲドンの獣人たちに食された。後に十面鬼は沖縄戦でゼロ大帝に召喚され、ガガの腕輪を残ったゴルゴスの残っていた左半身に装着して一時的に復活。ZXを追い詰めたが、最期はゼロ大帝に剥ぎ取られ再び死亡した。
平成仮面ライダーシリーズ[]
- 『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
- ショッカーと結託した組織・種族より集った11人の代表者の1人として登場。人間と仮面ライダーの反撃が始まった際はオーズと戦闘した。
スーパー戦隊シリーズ[]
- 『ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー』
- 仮面ライダーアマゾンが戦う敵として写真のみの登場。
- 『オール仮面ライダー ライダージェネレーション』
- ステージ3‐3『灼熱』の中ボスとしてユム・キミルが登場。衝撃波や接近戦等で多彩な技を使う。直属の戦闘員はモールイマジン(ブラック(クロスハンド))。
コンパチヒーローシリーズ[]
- 『ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン』
- ジャングルのボスとして登場。人面岩の口から炎と誘導弾を出す。攻撃を受けると人面岩も痛がるが、その顔は無表情。倒されると腕から崩壊する。
- 『スーパー鉄球ファイト!』
- ボスキャラクターの一人として「密林の死闘」に登場。岩塊を落として攻撃する。
- 『バトルピンボール』
- ライダーステージのボスとして登場。
- 『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』
- ゲドンの首領。飛鳥五郎殺害の容疑をかけられ、風見志郎(仮面ライダーV3)と対決する。簡単に部下を処刑しない代わり、薄給で酷使するらしい。
『仮面ライダーSD』[]
八鬼衆の一人として、仮面ライダーSD関連作品に登場。
- 『仮面ライダーSD マイティライダーズ』
- 獣人という知性の足りない怪人達を率いる。自身も知性が足りず、「馬鹿」という言葉に過敏に反応する。作戦の矛盾や誤解を指摘されることがあるが、その迫力で誤魔化すことが多い。「馬鹿って言うなーっ!」が口癖。
- 終盤シャドームーンや地獄大使らと共に、風船気球で大神官ダロムの天空城に向かっていた所、城(外見は巨大な巣箱の乗った大樹)から現れた無数の小鳥に風船を割られ、浮力を確保する為にジェネラルシャドウによって気球に繋がれていたロープを切断されて墜落する。その後の行方は不明。